箏と琴

琴(こと・キン)と箏(こと・ソウ)は本来は別物で、「おことを習いに行きます~~」と言うと大抵はお正月のテレビでよく見かける筝(十三弦)のことがほとんどですが、文字に書くとと書いてしまう人が大多数。

筝はがあるもの。琴は柱が無いものを指す。

日本では古くは弦楽器ばすべて「こと」と呼び、筝は「そうのこと」、琴は「きんのこと」、琵琶は「びわのこと」・・・・という風に。

箏以外の弦楽器といえば三味線などしか使わなくなった事から琴といえば箏を指すようになってしまったようです。

ということは「お琴を習っています」の場合の楽器はギターかもしれませんね♪

筝のなかま:楽筝(雅楽用の十三弦)、和琴、俗筝(一般的な十三弦)、新羅琴、筑紫箏、十七弦 など
琴のなかま:琴(中国の七弦琴)、一弦琴(須磨琴)、二弦琴、大正琴 など