歌詞についてのたわ言

曲作る時に先に曲を作ってあとから歌詞をつけるほうが作曲する側からすると大変楽なのですが、曲は聴く人によって印象が違うので曲のイメージに合わせて詞をあとから付ける人は大変だと思います。
逆に先に詞があってあとから曲をつける場合は今度は作曲する側が同じ苦境に立たされてしまいます。
出来た曲が作詞者のイメージと相容れるものだろうか?という悩みがw


それから、作詞に慣れた人は定型詩で尚且つ韻やアクセントの位置に気を使って作っててこれは助かります。
言葉のアクセントの位置が違うと、定型詩であっても1コーラス目と2コーラス目で旋律がおかしくなってしまいます。
例1:太文字が話し言葉で高く発音する位置(私の場合ですので標準語と違うかも・・・・)
1番
たと であった あのろの きお
(以下続く)
2番
たと われた あのろの きも
(以下続く)
このようにアクセントの位置、文字の数が一致してると曲が作り易いです。
例2:
1番
そらを みあげたら うすく にじが みえた
(以下続く)
2番
うみべを あるいてみたら きみが いた
(以下続く)
これだと文字数は同じだけど単語の切れ目が違うのでメロディをどちらかにあわせたら、片方がおかしなことに。(こういう詩が多いです)
結論として作曲しやすい詞というのは
1:定型詩(多少の文字数の違いは問題ありません)
2:単語または文節の位置が揃ってる(アクセントの位置で意味が変わるような単語でない場合は単語単位で揃ってる必要がありませんが、文節の位置は揃ってないと大変です)
3:可能ならばアクセントの位置も揃ってる。
かな?
皆さんの意見はいかがでしょう?
因みに先に詩があって、それに曲をつけたのですが、歌詞は定型詩だったのですが例2のように構造がバラバラなせいで1コーラス目と2コーラス目でおかしなことになってなんとか調整したけどとても歌えない曲になってボツに・・・プロの作曲家ならうまく作れたかもしれませんが(-_-;)