リンクフリー

 最近思ってることのうちの一つに「Link free」という言葉(=和製英語)があります。当サイトでも使ってますが、これは直訳すると「リンクされていません(リンク禁止)」というへんてこな和訳になるそうです。

Link freeという表現について
Link freeは和製英語なので、一般の外人には通用しません。
「+free」の形では「のない」という意味になります。
例としては
maintenace-free(メンテナンス不要)
smoke-free(禁煙)
sugar-free (砂糖不使用)
tax-free (非課税)
などがあります。この場合のfreeは形容詞です。
つまり、 -freeは ~から解放されたとか ~とは無縁のという意味です。
これらは自由にメンテナンスして、とかタバコはご自由にとか、砂糖無制限とかいう意味ではありません。ハンガーフリーワールドは飢えのない世界です。
逆に「free+」で名詞の方が後に来る場合は多くの場合「無料の」という意味になります。「無料の砂糖」はFree sugarです。
なので、
This page is link-free.
は「このページはどこにもリンクしていません」という意味になりますね(笑)
ですから、This page is not link-free.とかは「このサイトはリンクが要らないわけではない」という訳の分からない文になります。Free-linkは「リンク無料」。The link is not freeでは「リンク有料」ともとれます。
 
アニメ系のサイトは、その多くがLink freeと書いていました。Japanese-Englishとして意味を理解して使っている海外マニアの多いこと。ただし彼らもLink freeとだけ書くことはなく、「これはあなたはこのサイトに自由にリンクしていいという意味である」と語句の意味を説明したりしています。
なので、link freeで外人に通じることもありますが、それはlink freeが正しい英語だからではありません。
幅広く通じる正しい英語を望む方はLink freeは避けましょう。もちろん、un link free という英語もありません。
引用元:http://www.yuzuriha.sakura.ne.jp/~akikan/nika/eibun.html#Anchor2110388