和声進行の謎

書店で和声法の教則本を何冊か斜め読みして(買えよ~~)思ったのですが、大抵の教則本では
T-D-T
T-S-T
T-S-D-T
の3種類に固定されています。
何が言いたいのかと言いますと、S-Dの進行の逆(D-S)について、大抵の教則本は記述が無いか、あるいは禁止してるかのどちからで、ごく一部の教則本(ヒンデミットの著作など)がD-Sの進行を認めています。バロック音楽ではよく見かけますが、古典派以降はD-Sはあまり見かけません。
何故あまり使われないどころか、禁止までしてる和声法の教則本が現れたのか興味ありますね。どなたかご存知の方いないかな?
D-Sの進行は特に耳障りな響きでもなく、禁止すべき理由が見当たりませんので私は実際に使ってますが・・・・・
注釈:
S=サブドミナント(下属和音)
D=ドミナント(属和音)
T=トニック(主和音)